コロナ初期症状は?コロナかもしれない時は?どんな場所が危険?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の初期症状や特徴、クラスターが発生しそうな危険な場所。自分がコロナかもしれない場合の対応。不安なことだらけで色々と調べてみたのでまとめてみました。
コロナの初期症状は?特徴は?
市立札幌病院 向井正也院長は
コロナにかかると1週間ほどで急に体調が悪くなり、治るのには時間がかかると仰ってました。
初期症状は軽い風邪のような症状、咽頭痛や咳や痰が出る程度で
インフルエンザのように筋肉痛や関節痛が出る方、
お腹を下す方もいらっしゃるようです。
こちらの動画で詳しく解説されています。
実際にコロナウイルスにかかってしまった方の主な症状や
芸能人の森三中黒沢さんが仰ってた症状は
・ごはんを食べても味がしない
・キツイ香りもわからない
・軽い咳が出る
と報道されておりました。
ですが、コロナウイルスは個人によって全く異なる症状が出てきます。
無症状の方もいれば、志村けんさんのように重篤な状態となった後に
他界された方も沢山いらっしゃいます。
私は元気だから大丈夫。と思っていてもコロナウイルスを保有していて
無症状で自分自身が気付いていないだけかもしれません。
中国では3月28日に無症状感染者からコロナウイルスが感染した可能性があるというケースも出ています。
同じウイルスですので日本だけは大丈夫。ということはありません。
自分の為にも、周りの方の為にも、咳エチケットや手洗い、うがい、
マスクを着用し、なるべく外出しないようにして下さいね。
症状が重症化された方による訴え
クラスターが発生する危険な場所は?
日本で増加している感染者の多くが、クラスター感染(集団になる事による感染)を中心にしたものとされており、
クラスター感染の発生を防止することが重要となります。
これまでに、集団感染が報告された場所としては、
スポーツジム、ライブハウス、屋形船、懇親会等での発生が報告されています。
厚生労働省より発表されたコロナウイルスによる【発生の3条件】と
【リスクを下げる3原則】については下記をご確認下さい。
クラスター発生の3条件
1、換気の悪い密閉空間
2、人が密集していた
3、近距離での会話や発声がされた事による感染
クラスター(集団)の発生のリスクを下げるための3つの原則
1.換気を励行する
窓のある環境では、可能であれば 2 方向の窓を同時に開け、換気を励行しま
す。ですが、どの程度の換気が十分であるかの確立した根拠はまだ十分にありません。
2.人の密度を下げる
人が多く集まる場合には、会場の広さを確保し、お互いの距離を1~2メートル程
あけるなどして、人の密度を減らしましょう。
3. 近距離での会話や発声、高唱を避ける
周囲の人が近距離で発声するような場を避けて、
やむを得ず近距離での会話が必要な場合には、自分から飛沫を飛ばさないよう、咳エチケット
の要領でマスクを装着しましょう。
参考:https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/seikatsueisei/documents/kurasuta-risukuteika.pdf
https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/seikatsueisei/documents/000606000.pdf
この発表がされてからでも学校への登校が再開される地域があるなど、
行動が逆行している地域もあります。
学校はクラスター発生条件の3か条にピッタリ当てはまる場所なので、
ある程度の対策をしてると言えども、複数人が集まる場所はどうしても感染のリスクは高まります。
最新版の感染状況マップ
東洋経済オンラインで詳しい数値や人数が見れます。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
newsdigestでは、日本国内と世界各国での詳細な感染者数が確認できます。
感染事例が報告された場所の詳しい情報はアプリで確認できます。
https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/
コロナかもしれないが検査はしてくれるの?
コロナになっているか心配な方も多数いらっしゃるかと思います。
赤十字では新型コロナウイルスの感染が心配な場合は、病院に直接来院せず、まず相談センターへ連絡し、その指示に従って行動してください。との通知がされております。
コロナによる相談センターの連絡先はこちら
http://www.med.jrc.or.jp/tabid/720/Default.aspx
コールセンターにまずは連絡をしたうえで、病院を受診するべきか否かの判断や、
今後どのように行動するべきかの判断を仰いでください。
新型コロナコールセンター
(新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口)
【対応時間】9時から21時まで(土日祝日を含む)
【電話番号】0570-550-571
※新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応しています。
お電話が繋がりにくい場合は最寄りの保健所でも対応されているようなので
保健所の方に連絡してみてもいいかもしれません。
全国の保健所のリンクはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
SNSを見ていると保健所でのPCR検査を拒否された。という投稿も目につきます。
1日にできるPCR検査の数が限られているにしても検査しないままでは不安ですよね。
保健所に連絡しても検査をしてもらえなかった方は、
病院を直接受診したいという方も多数いらっしゃるかと思います。
ですが現在、病院での感染拡大を防ぐために、待合室は使わず、外や車での待機、患者さんが密集しないように配慮する為、予約を行ってからの時間指定による受診体制にするなど、クラスターが発生しないよう気を使っている病院がかなり増えているのが現状です。
その為、最寄りの病院に直接来院しても診てもらえるかはわからないので、保健所に病院を紹介してもらうか、一度病院に連絡したうえで受診が必要と判断された場合に病院へ行く事をオススメします。
厚生労働省によるコロナについてのQ&A
厚生労働省のホームページ内にて
コロナによる検査や症状、予防法や潜伏期などについての疑問と答えが記載されています。
令和2年4月7日時点版
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
マスクの効果や正しいマスクの付け方
さいたま医療センターによると、一般的に市販されているマスクが
最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合のようです。
咳、くしゃみを発する患者は、咳で約10万個、
くしゃみで約200万個のウイルスを一度に放出すると言われております。
患者がマスクをつけることで、ウイルスを含んだしぶきによる
周囲の汚染を減少させる事ができます。
コロナの場合、ウイルスを体内に保有していても無症状の方がいらっしゃいますので、他人にうつさない為の役割と、
コロナになっていない方も他人からの飛沫を防ぐために、日本や海外で外出時はマスクを着用するように。と通達されております。
マスクだけでウイルスを確実に遮断することはできません。
ただし、咳やくしゃみのしぶきを直接浴びる可能性がある場合には
予防効果があるとされています。
正しいマスクのつけかたはこちら↓
まとめ
今は様々な苦境に立たされている方がいらっしゃると思います。
本当に苦しい時期ですが、なんとか1日でも早く世界中からコロナによる被害が減る事と平和で活気のある状態に戻るよう心より願っております。
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