未配布分アベノマスク回収!不良品の返品交換連絡先!政府配布布マスク

2020年4月25日

新型コロナウイルス感染症が蔓延した事により日本各地でマスクが不足する事態となりました。その為、政府は1世帯につき2枚分の布マスクを配布すると発表し、実際に4月17日より1世帯につき2枚の通称:アベノマスクの配布がはじまっておりました。
東京都を中心に続々と届き始めたマスクですが、不良品が多数見つかっており、回収もされている状態です。今回は配布された布マスクについてまとめていきます。

政府から配られたマスクが不良品だった

一般家庭向けにマスクが配布される前に、3月後半ごろから、
まずは高齢者施設、小中高校や妊婦向けにマスク配布がされておりました。

不良品とされるマスクが届いたのは主に妊婦用向けに配布されたマスクで、
妊婦用マスクは4月14日から全国に約50万枚が配布されておりました。

配布された後に、髪の毛が入っていたり変色があったり等の汚れや異物混入が多数報告され、不良品は報告があっただけでも7800枚以上となりました。
今後、未発送分の布マスクは回収される事となり、4/25現在、布マスクの配布は中断している状態です。

マスクの不良品が確認された会社は2社

政府が依頼し、世帯向け布マスクを納入したのは4社となり、
不良品が発見された会社は伊藤忠商事と名古屋にある興和
不良品マスクは海外拠点(中国と東南アジア)で製造されたマスクとなります。

マツオカコーポレーションのマスクからは4/25現在不良品は見つかってはいないようです。

 
配布されるマスクの数は全戸なので一部不良品があるのは仕方がない事かもしれませんが、何より数が多い事もあり、衛生用品という直接肌に触れるものなので、心配の声が多数あがっております。

マツオカコーポレーションについては、現在不良品が出ていない為、とんだとばっちりを受けているイメージです。

当初は不良品は見つかっていないマツオカコーポレーションの社名は伏せられておりましたが、4/21に厚生労働省マスク班が公開した「布マスクの全戸配布にかかる企業名、契約内容について」の書面内で公表されました。

政府が布マスクを発注したのは4社なのになぜ3社だけ公表?と疑問に思い、後1社の事も情報が出ていないか少し調べましたが、4月25日現在、どこにも情報は出ていないようです。
4社目の噂などの不確かな情報はありましたが、確定はしませんでした。

未公表の1社のマスク受注額がマスク調達費用の半数以上を占めているようで、
SNS内でもなぜ公表しないのか疑問に思う声が上がっております。

不良品が見つかった場合の返品交換連絡先

政府からの配布された布マスク(アベノマスク)が手元に届いた後に不良品が見つかった場合は、下記窓口にお電話してください。

布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口
0120-551-299
(9~18時:土日・祝日も実施)

厚生労働省のHPに下記のような記載がありました。
布マスクの全戸配布に関するQ&A

マスクの交換について

問16不良品が届いたのですが、交換できますか。

 ガーゼの破れ、ゴム紐の破損、汚れなど、問題がある場合は交換いたします(サイズの大小を理由にした交換には応ずることができません)。

 布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口(0120-551-299(9~18時:土日・祝日も実施))にご連絡いただき、住所、氏名、交換が必要な枚数等をお知らせ下さい。

引用:布マスクの全戸配布に関するQ&A

交換してもらえる場合はガーゼの破れ、ゴム紐の破損、汚れなどが付着していた場合。

衛生用品という事で使用できないような状態の場合は交換対応となります。

アベノマスクは小さい!男性にはサイズが合わない。との指摘も一部ありましたが、マスクのサイズが小さい。サイズが合わない。という場合は交換してもらえませんのでご注意下さい。

尚、実際に届くパッケージ裏にも0120-551-299の電話番号の記載がありましたので、返品に関する連絡はこちらで間違いないかと思います。

SNSで話題になっていたカビ付き布マスクはデマだった!?

毎日新聞で公開されたこのカビだらけの布マスク写真

引用:https://mainichi.jp/articles/20200421/k00/00m/010/292000c

毎日新聞のネット記事内のマスク画像の説明には
【カビが生えていることが確認された全戸配布用の布マスク=関係者提供】
と記載がありましたが、袋に開封されたような跡がある事や、
カビの付き方がおかしい。としてデマなのでは?と噂になっておりました。

こちらは実際に届いた布マスクの画像です。


実際に届いたマスクと比較した場合、縫い方、素材、共に違うので
デマの可能性が限りなく大きいですが、完全にデマと判断するのにも少し材料不足かな?と感じました。

マスクを卸した業者は4社あり、4社それぞれのマスクの素材や縫い目の比較ができない限り、何が嘘で何が本当かも言い難い状況です。

もし故意に嘘やデマを広めてしまった場合、刑法で裁かれる場合もあります。

コロナにより不安な状態が続き、様々な情報があふれる中で何を信じたらいいのか迷う事もあるかと思いますが、どの様な問題が起こった場合でも冷静に対処するようにしてくださいね。


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